保育目標と方針

橘保育園がめざす子どもの姿

感謝

仏さまを拝み、ありがとうが素直に言える、明るく豊かな心を持った子ども

和合

よく聞く態度をそなえ、お友だちと協調しながら自主的に行動できる子ども

奉仕

おてつだいをすることに喜びを感じ、心身とも健康で活動的な子ども

子らに
 

子らよ

おもいやりのある人になっておくれ

子らよ

がんばりのきく人になっておくれ

子らよ

合掌する人になっておくれ

ちいさいともいびでもよい、
社会をてらす人になってください。

ふしあわせな人の友となるようにしてください

えんのしたの力もちのような人になってください

はなやかな、人に上にたつような
人にならないでもよいのですよ

仏さまによろこんでもらえるような

人になってください

(故・曽我是精師の遺著より)

橘保育園の保育理念

根を養えば 樹は おのずから育つ

社会福祉法人光輪会および橘保育園は、児童憲章ならびに児童福祉法等、関係法令を遵守したうえで、園児一人一人の最善の利益を考慮し、その福祉を積極的に増進するよう努めます。そのために、次の2点を不可分の基本として保育をすすめます。

  1. 家庭や地域社会と連携を図り、保護者の協力の下に家庭養育の補完を行います。
  2. 子どもが健康・安全で情緒の安定した生活ができる環境を用意し、自己を十分に発揮しながら活動できるようにすることにより、健全な心身の発達を図ります。
『根を養えば 樹は おのずから育つ』

偉大な功績のあった教育者に贈られるペスタロッチ賞を受賞された、故・東井義雄師の言葉

保育の方針

  1. 橘保育園では、園児一人一人がかけがえのない一人格者であることを十分認識し、どんな場合も子どもの人権に配慮し、身体的苦痛を与えたり人格を辱めたりすることのない、一人一人のお子さまを尊重した保育をすすめています。
  2. 保育の目標を実現するために、橘保育園では、次に掲げる諸事項を基本方針として保育をすすめています。
    1. ア 十分に養護の行き届いた環境のもとに、くつろいだ雰囲気の中で子どもの様々な欲求を適切に満たし、生命の保持および情緒の安定を図ること。
    2. イ 健康・安全など生活に必要な基本的な習慣や態度を養い、心身の健康の基礎を培うこと。
    3. ウ 人との関わりの中で、人に対する愛情と信頼感、そして人権を大切にする心を育てるとともに、自主・協調の態度を養い、道徳性の芽生えを培うこと。
    4. エ 自然や社会の事象についての興味や関心を育て、それらに対する豊かな心情や思考力の基礎を培うこと。
    5. オ 生活の中で、言葉への興味や関心を育て、喜んで話したり、聞いたりする態度や豊かな言葉を養うこと。
    6. カ 様々な体験を通して、豊かな感性を育て、創造性の芽生えを培うこと。
  3. 日々の保育は、お子さまの発達段階や個性に十分配慮して、保育の計画を作成してすすめています。また、子ども一人一人の性差や個人差に留意しつつ、性別による固定的な役割分業意識を植え付けることのないように配慮しています。

保育目標

  1. 願いに生かされ支えられている自らのいのちの尊さに気づき、豊かな想像性をもった明るく温かな心を養う。(感謝)
  2. 世界に開かれた心をもって、他者との関わり合いのなかで創造的に自己を実現していこうとする主体性を養う。(和合)
  3. 基本的生活習慣を身につけるとともに自ら心身を整え、すすんで人のことを考えて生きようとする意欲を養う。(奉仕)