園長徒然記
2025年1月4日(土)
謹賀新年 新年をご家族の皆様お揃いでお迎えのことと慶賀に存じます。
新しい年を迎えて、心機一転、新鮮な気持ちを大事にしたいものです。とは言っても、昨年やり残したことが山ほどあるのも、また現実です。昨年元日に発生した能登半島地震は、復興と呼ぶにはほど遠い状況のようです。ウクライナやガザでの戦乱は収まるどころか拡大の様相すら呈しています。物価高などによる生活不安も近年高まる一方です。一国だけでは片付かないほどグローバル化が進み複雑化した今日、問題解決は決して容易ではないでしょう。しかし、分断や対立を超える智慧(仏のちえ)に導かれて、すべての人が、あらゆる“いのち”が、生き生きと生きていける世の中をめざしたいものです。子ども達の未来が闇に覆われることなくどこまでも明るく希望に満ちたものであるよう、共に最善を尽くしてまいりましょう。橘保育園では、どんなことがあっても子どもにとって居心地のよい場であることを常に求め続けます。今年もよろしくお願いします。合掌(『園だより』より)