園長徒然記

2024年5月1日(水)

 今年度から休日保育を廃止いたしました。平成8年度から28年間続けてきましたが、十分な保育態勢を一貫して整えることが年々困難になってきたため令和5年度をもってついに終止符を打ちました。休日保育を必要とする保護者の皆様に対する申し訳ない思いが消えることはないものの、ひと月経過してみて、ギリギリの判断に納得もしています。その一番の理由は、職員の顔色が以前よりもっと生き生きしてきたように私には見えるからです。それは、決して楽になったというようなことではなくて、やはりこれまで精一杯やり過ぎていたのだろうと思うのです。この頃は、少し余裕を感じることすらあります。この精神的な余裕が落ち着きを生み、充実感、良質な保育にも繋がることを大事にしたいと思います。これからも「安全・安心の保育」に一層努めてまいります。合掌(『園だより』より)