園長徒然記
2016年6月1日(水)
先月28日、北海道七飯町で行方不明になった7歳男児の必死の捜索が地元警察や消防はじめ関係者の皆さんによって行われています。一刻も早い無事の確認が心待たれます。ところで、山林に7歳の子どもを放置した行為が“しつけ”として成り立つかどうかは、議論になるところでしょう。私はかねがね、“しつけ”が“教育”であるための条件として二つのことを考えるようにしています。それは、➀子どもとともに親も、真実を求めて歩む覚悟があるかどうか?➁誰が見放しても、子どもをどこまでも守り支える覚悟があるかどうか?です。⓵は仏さまの「智慧」であり、➁は「慈悲」なのです。合掌(『園だより』より)