2025年4月1日（火）

　令和７年度が始まりました。新鮮で前向きな気持ちの高まりの一方で、“値上げの春”はいただけません。近年続く物価高はとどまるところを知らない状況です。食品4,000品目が値上げとの報道には気が滅入ってしまいます。市内の小中学校の給食費値上げも伝えられていますが、梅組・菊組・松組の保護者の皆様のなかには、当園の給食費値上げを覚悟された方もいらっしゃったことでしょう。でも、ご安心ください。検討はしましたが、今年度は断固据え置きます。もちろん、厳しいやりくりをしなければならない状況にあることは事実ですが、私に指示される前に調理スタッフ自らがムダを省く努力を続けてくれていることに加え、出入りの業者さんたちが質の良いものをできるだけ安く調達してくださっているお蔭で、ギリギリのところで質も量も全く落とすことなく橘ブランドを守ることができています。今年度も保育の質の向上に最善を尽くします。合掌（『園だより』より）